メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
おまつり気分でハッピー
先日、関西テレビ系で新番組があり、たまたま見ていました。と、徒然なるままに書いていますが、もう少しお付き合いくださいね。
最初の出だしはいい感じで面白い感じで進みました。全体としても面白いのですが、少し中途半端な感じがしてしまいますねぇ。
最高の診断チームという割には、最初から仕事している感がないし、難しい症例といいながら、あまり検査データを見ている印象もない。
これが、落ちこぼれチームならいいけれど、そのトップが次期病院長を狙うという割には、全体の病院経営会議にも出てないし、実力者にも見えない。
あいこせんせのような落ちこぼれ総合医には、その診断過程(単に予測が当たるかどうかってことですが)が、楽しいのでいいのですが、一般の方や逆に高度な医療知識のある人には、ちょっと違和感を覚えるでしょうか。でも、まあ、面白ければいいんです。
ただ、ちょっとだけ心配な点が、
お母さんが再生不良性貧血と診断されたときに、最悪で、もう治療法もない。輸血さえしないというような印象で表現されていて、これは、再生不良性貧血の患者さんや家族にはつらい表現になるかもしれない。このドラマでは、吉田さんの印象を高めるために、このような表現になってしまうのでしょうけど、実際の現場っぽくドラマが作られているので、ちょっと危ない気がします。
ところで、折角 最高の診断チームという話ならば、思い切って、非現実的な内容にしてしまったほうが(吉田さんが、幻覚と同時にダヴィンチと交信するとか、実は隠れて未来からなぜか届いた人工知能の助けを借りているとか)面白い気がしますが、今度は現実感が薄れて、面白くなくなっちゃうでしょうかねぇ。
ちなみに、この原作が、発売されているらしいです。
でもあいこさんは、きっと別の本を買います。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌
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