今週のお題「印象に残っている新人」
おまつり気分でハッピー
一年目から、年に3000万円なんて信じられないと思いますが、期待の新人がいます。
小野さんちで、やっているらしいのですが、何とも悩ましいですなぁ。と、徒然なるままに書いていますが、もう少しお付き合いくださいね。
これは医療界の新薬オプジーボのお話です。
あいこせんせも話は聞くのですが、あまりに高くって、誰に使っていいのかわかりません。今までは、黒色腫だけの適応でしたが、こんど、肺がんにも適応が追加されて、対象の人が爆発的に増えました。
だいたい一回の治療に薬剤費だけで118万 これを2週に一回繰り返すのだそうです。
薬剤費だけで年間3000万以上かかります。
人の命の値段は、お金では測れませんが、でも、3000万円(健康保険を使って、税金が大部分を負担)を、障害のある人や頑張っていてもお金に困っている人に回せば、血行有効活用できる気がします。
支援の必要な国に、援助に回せば、もしかしたら、一人分で学校ができるかもしれません。心臓移植を海外でお願いしようとしている子供たちに、10人分で支援ができるかもしれません。(海外での移植には、賛否がありますが) 日本国内で経済的理由で進学をあきらめている人たちが、学校へ行けるかもしれません。(一人分で、10人くらい)
どこかの先生のこのような高額な医療で国民的な議論をしないと国が傾く可能性だってあるとの発言が厚生労働省 医薬品等安全対策委員会であったとの新聞報道もありました。(もし適応のある患者さんすべてに使ったら、年間2兆円になる可能性だってあると)
年に3000万円の医療について、みんなが一度真面目に考えてみるといいのでしょうね。(命が大事なのは、わかり切ったことですけど、他にも、たくさん救われるべき命や人がいることを踏まえて)
- 作者: 池田香代子,C.ダグラス・ラミス
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ここまで読んでくれてありがとうございます。
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌