今週のお題「鬼」
コロナに負けずに頑張ろー
先日のことでございます。あいこせんせの家の家電が壊れました。早速電気屋さんに行ったのですが、ネットの値段と数万円違うわけです。仕方ないといえば仕方ないのですが、やはり、世の中は破滅に向かっていると思わざるを得ません。
最近、100分で名著という番組の本 資本論というのを読んだのですが、
NHK 100分 de 名著 カール・マルクス『資本論』 2021年1月 (NHK100分de名著)
- 作者:斎藤 幸平
- 発売日: 2020/12/25
- メディア: ムック
あいこせんせが考えていたAIが進むと人は仕事をしなくて済むようになるっていう話は間違いで、これまでは、人間がするには無駄な単純労働あるいは危険な仕事を機械にさせようという話でしたが、これからは、AIにやらせるには無駄な少し込み入った単純作業を人間に安くやらせようという時代に変わっていくそうです。
結局一部の人たちのところに富が集中し、それ以外の人たちはどんどん貧しくなっていくと同時にAIが進むことで、生きていく意義さえ見いだせない時代になるのです。
一部の富が集まった人達も、それで幸せなのかというとそうでもなくって、毎日いいもの食べてたとしても、美味しいとも思わなくなるし、第一、そんなの食べてたら病気になるし、病気を克服したとしても、お金をつかたって、得る喜びがなくなってしまうのです。
どちらにしても、人生に意義はなくなるのです。人間が他人より幸せになろうと思っている限り、人生は意味がなくなっていくというある意味、「鬼」が住み着いているのです。
仏教の世界でも、全ては苦につながっているように、世の中には、何の意味もなくなるのです。
なんてあいこせんせ、哲学的で悲しい話ばかりしているのでしょう。
でも、最後に、それを解消はできないけれど、のぞみがあるとすれば、それは、やっぱり、愛しかないと思うのでした。
おしまい。