お祭り気分でハッピー
先日の、しのぶれど 40番からのつながりです。解説によれば、昔の歌合戦で、「忍ぶ恋」の御題で、しのぶれど 40番と優劣がつかなかった歌とのことです。と、徒然なるママに書いていますが、皆様、もう少しお付き合いくださいね。
恋すてふ わが名はまだき たちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか
壬生 忠見
恋すてふ は音の響きがいいけれど、なんとなくおしゃれに作っている感じがして、それが最終選考に負けた原因でしょうか。
古典に疎いあいこさんは、言葉だけを見ると、
「恋してると、私の名前はまだ出てないでしょうね。人に知られていないからこそ、好きになりたてってことよね。」
なんて、考えたくなってしまうのですが、
「我が名はまだき」は、私の名前が「まだき」というわけでも、私の名前が、まだまだなのけ?でもなく、「私の名前はもはや」という意味らしくって、どうしてそうなるのと悩んでしまいます。この首は、意外と覚えにくいですね。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌