2008-08-01 せいいっぱい 生活 / くらし お祭り気分でハッピー甥っ子のこうちゃんは、いつもいい言葉を教えてくれます。ときどき、こうちゃんは、仏様の生まれ変わりじゃないかしらんと思うことがあるのですが、書いておかないと忘れちゃうんですよね。と、徒然なるママに書いていますが、皆様、もう少しお付き合いくださいね。 先日のお言葉は、「夏休みになったら、せいいっぱい、勉強して、せいいっぱい、ご飯を食べて、せいいっぱい、靴ならべをして、せいいっぱい、ラジオ体操をするんだ。」 先日から、禅、「あたま」の整理 藤原東演著 三笠書房という本を読んでいます。 その中の一項目に、 「雪を担って共に井を塡む」という言葉が紹介されてあります。解釈はいろいろあるようで、この著者は「雪を運んで井戸を塡(うず)めるような無駄ごとかもしれないが、ささやかだからこそ、その無駄と思えるような行いこそ尊いのだという。」としていますし、 ネットで、調べると、「聖福寺」というところの解説では、「 雪をいくら古井戸の中に入れても、井戸が埋まるわけではありません。全くの無駄事とも言えます。 同様に、どんなに修業をつんで悟りを開いても、この世に生きている限り、迷える心を持つ人々の苦しみ、悲しみがすべて消えてなくなることはありえません。」 ともに、前後の文章が消えているので、意図するところが正確に伝わらないかもしれませんが、どうも、この言葉に、こうちゃんの言葉は通じるものがありそうです。 背伸びをするのではなく、自分に与えられたことを、せいいっぱいする。やるべきことが、価値があるとか考えることもなく、ただせいいっぱいやる。ありがたいことですね。ここまで読んでくれてありがとうございます。羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌