あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

男の子は感傷的

お祭り気分でハッピー

赤ちゃんポスト開始その日に、3歳の子供が預けられたのは、とても印象的でした。

 賛否両論あるのでしょうけど、死んじゃうよりいいのですからと、徒然なるママに書いていますが、皆さんもう少しお付き合いくださいね。

 相談所があるんだからという方がいると思いますが、やはり匿名である必要と発作的な事件を防ぐ意味では、24時間常設の施設が必要で、意味は違うけれど、赤ちゃんポストがそれに当てはまった気がします。

 私の株の失敗ではないけれど、自分の非を公にさらさないといけないのは、とてもつらいことです。(たとえが悪すぎますか?)

 児童相談所に相談に行くと、そのお役所の人から、親族に連絡が入って、周囲のすべてに、子育てができない人間として見られるのですから、つらいことです。

 やはり、取っ掛かりは、匿名で、話を聞いてもらって、カウンセリングを受けてから周囲に援助を申し出るという順番が理想的ですね。

 また、最近の、1歳児をヘルメット入れに押し込んでたら死んでましたという親は問題外ですが、発作的に、子供に危害を加えてしまう親たちに、子供を虐待する以外の逃げ道としての、子供ポスト(一時的匿名預かり)は、有効にも思えます。

(ある程度の年齢であれば、今回の赤ちゃんポストの3歳児もそうでしょうけど、身元は調べればわかるわけで、それを子育てができない親のSOSと捉えてあげればいいと思いますが。)

 でも、最近のいろいろな事件を聞いていると、子育て出来ない親たちが増えているように感じるので、そうやって預けられてしまう子供たちがたくさんになってしまうのもこまるし、単なる託児所代わりにする親も出てきそうなので、なんとも言えませんね。

 5歳になる甥っ子が、赤ちゃんポストの事件のニュースを聞いて、

 「この子はどうしたの?」

と聞くので

「3歳の男の子が捨てられちゃったんだって。あなたもそうなったらどうする?」

と教えたら、しばらく、暗い表情でした。

 5歳の子でも、捨てられることのつらさを想像できるのですから、世の中の大人が、捨てられる子供のつらさを想像して、世の中がいい方向へ行くことを期待したいものです。

 ここまで読んでくれてありがとうございます。

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌