あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

殷鑑遠からず

お祭り気分でハッピー

 最近、ことわざが気になります。毎日新聞で、このことわざが載っていたので、感心して、書いています。と、徒然なるママに書いていますが、皆さんもう少しお付き合いくださいね。

 これは、「戒めとすべき例はごく身近なところにあるものだというたとえ。 」とのことです。by大辞泉

 しかし、知らない言葉と言うものは、限りがありませんね。

最近はことわざが気になるわけですが、医療界でも知らないうちに、進歩してきているようです。

まさに、殷鑑遠からずです。

検査の世界では、早期がんのマーカー「血清抗p53抗体」なんてものが保険収載されたようです。(といっても、2007年11月です)

早期の癌に上がりやすいとされていて、しかし、その対象は、食道がん・大腸がん・乳がんが強く疑われる患者とのことで、家族歴で疑われる人に使うのでしょうか。

あと、「プロカルシトニン」なんていう細菌性敗血症のマーカーが出た(出る?)そうです。SRLさんに聞くと、「保険は通って、検査もできますが、キットが高いので、出すと持ち出しになりますよ。」とのこと。世の中不思議ですね。

保険上は、敗血症のマーカーになっていますが、海外では、CRPの代わりに、COPDの急性増悪時に抗菌薬を入れるかどうかの判断材料にできるかもしれないなんて論文もあるそうです。(完全な又聞きです。真否の程は、お確かめを)

実に、知らないことが一杯です。

後々には、結構メジャーになりそうな予感のする検査ですね。

こんな私でも医者をやってられるなんて、ラッキーですね。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌