あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

日本内科学会講演会で英語で発表する

COVID19に負けずにガンバロー

先日のことでございます。あいこせんせ、ハレて、京都に出かけてきました。

オンラインでも参加できるのに、わざわざ京都に行ったのは、それなりの価値がある殻でございます。と、徒然なるままに書いていますが、もう少しお付き合いくださいね。

 まずは、お題からかたずけま賞。

 もしも英語が使えたら、かっこよく、内科学会で英語で発表して、英語ができないと残念でしょう。なんて言ってみたいけど、これにはもしもが二つ重なっているので実現できる可能性はゼロです。

まず、英語ができません。さらに、内科学会で発表でいる機会はありません。

 

 通路で、内科学会です。

 

現地に行くといいことはたくさんあります。

まずその①、学会に行くとあいこせんせはとにかく歩きます。東京だと、大腿皇居の周りを走ることにしているのですが、(普段は全く運動しないのになぜかです)京都は、どこを走っていいかわからないのと、コロナ禍なので安増は知れません。

 そこで、ホテルから会場まで歩くことにしました。京都はまちなかにいろいろな史跡があるのでそれなりに楽しい。だいたい、8km以上は歩いたと思います。

京都の人は、結構みなさん歩くのが早くって、あいこせんせが一生懸命歩いてようやく追いつくくらいでしたが、でも、google mapで徒歩の所要時間とあんまり変わらなかったから、あいこせんせの不断の歩き方がゆっくりなのかもしれません。

ホテルに戻るころには、結構な疲労感があって、日ごろの運動不足を実感するので、こういう機会が毎春にあるのは望ましいことです。

その②、最先端の話題が聞ける。オンラインだと、ついつい、他の用事(大体が、オンラインだと病院の休みをもらえないので、つけているけど結局途中で呼ばれて、何を聞いた板かわからなくなるわけですが、現地では、真面目なあいこせんせは、今回も初日7時間 2日目 4時間と講演を聞きました。結構専門のさらに第一人者の方が、最先端の話をしてくれるので、普段薬の説明会などでの講演のレベルと違う話が効けます。さらに、自分の専門外の分野の話を聞くのはなかなかないので、大変ためになります。

 今回も、再生医療が結構臨床応用されるのは近いことがわかりましたし、AIの導入も診断よりも、ほかのところでの労力を減らす部分に活用が期待されることを知りました。診断するには、その精度が問題で、やはり間違いがあってはいけないところを目指すとまだまだ先がありそうですが、かなり狭めて、異常がありそうというレベルなら、かなり使えるというところで、専門のところじゃなくて、専門外診療の際のセーフティーネットとしての使い方が導入が早そうで、あいこせんせもそれを望みます。

 あと、IPS細胞が結構臨床に応用されやすくなってきたこと、日本では、やはり制限やお金がつかなくて、技術に対して海外の投資家が持っていこうとするという話があって、研究者の美奈さん方は、結構それと戦っているらしいことを知りました。

 あと、勉強になったのは、コロナ肺炎でMDA5抗体と関連がある可能性とか逆流性食道炎で意外と食道や噴門部への照射や粘膜切除などの外科治療が効果があること(基本的に、薬剤不応性が対象)膠原病の診断基準が変わってきていること 気管支拡張症で新規薬剤が今後認可されそうなのこと。頭痛は三叉神経が血管を拡張させて痛みになっていて、最新の薬は、そこに作用すること 糖尿病の新規薬剤はミトコンドリアに一部作用して、メトホルミンの作用にも似ていること 糖尿病はHbA1Ⅽが7%を超えると合併症が多くなること(これはすでに分かっているけど)などなど、結構勉強になったぞい。

 それにしても、やっぱり、発表している方々はみなさん、すんごく頭がよくって、性格もよさそう(とびぬけて頭がいいときっとほかの人と争わなくなるのでしょうね)、それが、教室内で研究が進む理由なのでしょうね。

 ですから、美奈さん。あいこせんせが現地に行くのは、別に楽しいわけじゃなくって、お勉強のためなんですよ。

 

 

ここまで読んでくれてありがとうございます。

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌