おまつり気分でハッピー
先日、ラジオ番組に冒険家の白石康次郎さんが出ていて、「あきらめ」てもいいけど、「なげだし」てはいけないといっていました。と、徒然なるままに書いていますが、もう少しお付き合いくださいね。
白石さんによれば、あきらめは仏教用語で明らかに見ることからきていると。
大谷大学の一郷正道先生のエッセイによれば、諦めるの本来の意味は、「つまびらかにする」「明らかにする」だそうで、諦という文字は、「真理・道理」を意味するそうです。
どんどん諦めましょう。
先日、知人のご高齢の認知症のあるご婦人が、腰痛で一人暮らしで、介護サービス調整のために入院されて、リハビリしていらっしゃるのですが、お見舞いに、錯視を利用した認知症予防の本というのを持って行きました。あいこせんせが見てもよくわからない本で、(そこで悩むのがいいらしいですが)案の定、不評でした。
数日後、お見舞いに行くと、おったまげー。中公文庫が机の上に乗っていて、認知症というのはほんまかいなと騙された気分になったわけですが、周りに人がいて、何もすることがないときに、認知症予防というのはカッコ悪いから、通しては読めないけど、眺めているとのこと。
そこで、あいこせんせ、普通の本で字が大きい本にターゲットを切り替え、「1/4の奇跡」山元加津子様他著を持って行きました。
もって行く前に、拾い読みして、2-3回号泣してしまいました。みなさんも読んでくださいね。
ずっと、本棚の中にうもれていたのに、このようなきっかけを与えてくれたのです。
全てに感謝ですね。
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いいことがあれば、悪いこともある。悪いことがあっても、そこから得られるものがたくさんある。ありがたいことでございます。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌