お祭り騒ぎで、HAPPY
ようやく、日本株の下落傾向も少し踏みとどまった感じでしょうか.ただし、株式の世界では、いろいろ面白い言葉があって、『もうはまだなり。まだはもうなり』もそのひとつです.と,徒然なるママに書いていますが,皆さんもう少しお付き合いくださいね。
まだ値下がりすると思っていると、下げ止まり.そろそろ、下げ止まるだろうと思っていると、さらに下がるということ.私もこれまで何度、これで泣いたことか.
優待狙いで、そろそろ底値カナと思って買うとそこから、大体10%ぐらい下げることが多いのです.優待もらっても損ですよね.(大体、優待の条件のいい株は、また、次ぎの優待の権利確定時期に向けてあがっていくことが多いのですけど)
その他には、『夜明け前が一番暗い』という言葉もあります.これは、株価が上昇に転じる前が、一番心理的にはきついということ.
もっていた株が(あるいは、日経平均なんかが)もう、どうしようもなく下がって、これは、またブラックマンデーみたいに下がってしまうんじゃないかと思ったそのあとに、上昇傾向になるということ.
今日の日本株の相場がまさにそんな感じです.朝方、少し上昇して始まったのに、すごい勢いで下落して、これからしばらく日本の株価はおしまいじゃないかと思ったところから、急浮上しました.
信用(実際のお金より数倍の金額の売買を行うもの)で売り買いしている人たちが多いと、上下に大きく変動していくと、損が大きくなって、どうしようもなくて、損を覚悟で投売りが出始めます.これがでないと(信用取引の量が減らないと)市場のムードが変化しないようです.
株式の怖いところは、こういうところです.実際の業績とは無関係に市場のムードで株価が上下します.変な話ですが、会社の業績を全く知らずに、チャート(株価の上がり下がりのパターン)だけで、売り買いを考える株価の評論家もいます.
私の資産は、かなり分散されているので、日本株だけの影響を受けることは少ないのですが、それでも、全世界的に株価が低迷するとさすがに、損失が大きくなります.さらに、円高で、外国債券の部分も損失になるのですから、大変です.
でもよく考えると、時価評価で下がっているだけで、債券部分は、また、円安になると元に戻ったりするので時価総額だけを見てると変な感じです.
今日は、中国は下げましたが、インドも上昇して、イギリスも上げてきているようです.全体に持ち直すでしょうか?
でも忘れてはいけない。もうはまだなり.
ここまで読んでくれてありがとうございます.
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌