あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

日本の経済が弱い理由がわかった?

お祭り気分でハッピー

日本の株価が不安定ですね。私も大変な目にあっているわけですが、欧米やBRICSの下落率あるいは戻りに比べて、日本の株式市場の弱いこと弱いこと。

 これは、アメリカに依存している日本経済を反映しているということもいえると思いますし、政権が不安定でどうなるかわからないというところもあると思いますが、と、徒然なるママに書いていますが、皆さんもう少しお付き合いくださいね。

 もうひとつ大きな要因を見つけた気がしました。それは、私たち医療関係にも関連するものなのですが、新型インフルエンザへの対応に代表される危機対策が不十分であることのように思います。

 今の致死率のままヒト-ヒト感染するようになる可能性は低いかもしれませんが、どうも、今回の新型インフルエンザはこれまでのパンデミックとは桁違いの問題になりそうなのですが、日本の対策が不十分のようです。

 唯一、死亡率を下げる可能性のあるワクチンは、パンデミックワクチンではありませんが、1000万人分(1回うちにしても何とか2000万人分)しかありませんし、フェーズが上がった時のワクチンの供給体制は確立されていないようです。一応、6ヶ月でパンデミックワクチンが作れることにはなっていますが、全国民分作れるかどうか不明ですし、第一波には全くもって無力です。

 タミフルも効果はホントのところは期待できるかわかりませんし、量的にも 国の備蓄だけで足りるとは思えません。

  アメリカなどの場合は、行動計画がしっかりしていて、軍を投入して、暴動をコントロールし、6ヶ月のうちにパンデミックワクチンを全国民に投与するという計画が決まっているというし、スイス等は、プロトタイプのプレパンデミックワクチンをすでに全国民分持っていると聞きます。

 ここで、実際に新型が来た場合、これらの対策が遅れる日本は、壊滅的な人的・経済的危機におちる可能性があり、日本の経済に投資することができないのです。

 阿部首相は退陣のようですが、次の首相は、これらの危機に対しての対策を立てることができるようになるようにしてもらいたいものです。

 ここまで読んでくれてありがとうございます。

 羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌