あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

世界水準

当直気分でハッピー

今日は当直なので、立て続けに、書いています.(何せヒマなので) 

 ワールドカップで、FIFAのランキングがあてにならないことは、皆さんもうすっかりご存知と思います.でも、日本のマスコミなんかでは、日本はFIFAランキングが17位で、クロワチヤやオーストラリアよりも、上だからという話が結構でてました.と,徒然なるママに書いていますが,皆さんもう少しお付き合いくださいね。

 日本の医療水準は、世界ではどのくらいなのか、いろいろ見方があるので、難しいのですが。先進国と言われる中では、実は意外と低いのではないかと思われます.

(当然、国民皆保険で、どこにいても、同様の水準の医療がやすく受けられるという点では、かなりいいところに言っていると思います。ただ、今後,きっと較差がでてくるでしょうけど)

 読売新聞のニュースで、海外で売上100位以内に入っている薬の30%ぐらいが、日本では未承認という話がありました.

 その関連で、YOMIURI ONLINEの「からだエッセー」というところに、興味深いものが載ってました.

1)世界の標準治療が、日本では未承認というもの

 海外では、腹部大動脈瘤の手術の大半が、カテーテル治療になっているとのこと.すみません、知りませんでした.

これは、カテーテルが日本で未承認で、術式自体も未承認のため、日本では行われないとのこと.

2)アメリカでは、専門医が少数で、高収入

 確かに、これがあたりまえの姿です.知識も技術も高い人が選ばれて、専門医となり、高収入となる.

 日本では、どちらかというと商売のうまい人ほど、高収入です.まじめに専門性を追及している先生ほど、高給とは離れてしまう気がします。これでは、専門性を高めようという気にならないですし、同じ給料なら、楽な方がいいと思うdrが増えて当然です.

 世界には世界の問題があると思いますが、世界標準を常にフィードバックすること.高い知識・技能を持った人に高い報酬が与えられるようにすることがやはり必要ではないでしょうか.サッカーにもつながりそうです.

ここまで読んでくれてありがとうございます.

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌