お祭り騒ぎで、HAPPY
最近ニュースや新聞で、小中学生の食生活の乱れが、立て続けに報道されていました.これまでも、あさごはんを食べない子供の問題は時々あったので、またそうゆうはなしなのね.と思っていたら、驚きジローです.と,徒然なるママに書いていますが,皆さんもう少しお付き合いくださいね。
最近の児童の食生活の問題は、もっと深刻になっているようです.どこかの小学校では、あさご飯を食べない子供が多すぎて、学校で、チーズや牛乳を自由に飲んでいいという風にしたとのこと。また、東京のある学校では、家庭での食生活がひどすぎて、校長先生が、その学生を校長室に毎日よんで、牛乳を飲ませているとか。単に朝食を食べないので元気がないというのではなくて、栄養失調までなっているということです.
(アメリカでは、逆に、肥満児が多くて、学校内での清涼飲料水の販売を制限しようという動きがあったり、おかしなじだいです。)
将来の日本人の健康を考える上で、大変不安を感じます.
先日の内科学会総会の特別企画で、当兄弟顎(すごいですね。これは東京大学とうって変換した結果です.)の上妻志郎先生がお話していたのですが、(ところで、やっぱり東京大学の先生って、ダンディで知的な方が多いですねぇ.) Barkerの仮説というのがあって、高血圧や虚血性心疾患、はてには、2型糖尿病・高脂血症などの生活習慣病の多くが、出生時体重と逆相関を示すとのことです。驚きジローです.今のダイエットブームに加えて、この児童の食生活の問題から、今後の妊婦さんの栄養状況は悪化することでしょうから、どんどん病気が増えるということです.小マツタケが生えてくる.
実際、年々日本の出生児の体重は減少傾向にあるとのことです。(Barkerの仮説等については、第103回日本内科学会講演会の特集号を参照ください.)
私は、あまり、このようなことは知りませんでした.多分、世間一般的にも、知られていないんだと思います.食生活の乱れが、数年・数十年先に、医療費の増大に結びつく前に、もっと啓蒙活動をして欲しいものです.(といって、自分は何もしないのですが.)
ここまで読んでくれてありがとうございます.
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌