あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

それは、麻生さんに言ってください。

お祭り気分でハッピー

先日、寝たきりで誤嚥性肺炎を繰り返す施設入所者のご家族から、面談希望があり、お話をしました。と、徒然なるママに書いていますが、皆様、もう少しお付き合いくださいね。

 ご家族曰く、特に、積極的な治療を望むわけではないが、入退院が大変なので、ずっと病院において欲しい。うちには、他に介護が必要な人もいて、自分も老齢で大変なんです。と、切々と話されます。

 「病院も、そういうわけには行かないんですよ。病気がよくなったら、施設に戻っていただかないといけないんです。」

 と、説明しますが、

「施設の人も、病院の先生に頼みなさいといっていたんです。」

 とお話されます。

 なんだか、こちら側が意地悪しているみたいで、寂しい気分になります。

 これって、ずるいですよね。これで、病院にいれないのは、病院が断ったからということになってしまいそうです。

 別に、そのような方を入院させていて、病院の経営に問題なく、どこからも文句が来ないのであれば、いくらでも入院していてもらいますが、保険を使って入院しているわけですし、長期入院で入院料が減れば、病院の経営にも影響が出るわけなので、病院では解決できません。

 施設の方、介護で困っている皆さん。困っていることは、行政、ひいては、麻生さんに言ってくださいね。

病院で断られたと、病院をうらまれたままで終わっても、世の中はよくならないので、皆さんの意見を集約して行政や医療の制度を変えてもらうしかありません。

すっかり、愚痴になってしまいました。愚痴は、この場だけにして、今日も笑顔でがんばりましょう。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌