お祭り気分でハッピー
テレビ番組の話ではありませんよ。救急車の相乗りの話です。と、徒然なるママに書いていますが、皆さんもう少しお付き合いくださいね。
妹の話によると、巷でも相乗りが流行とのことですが、時々救急車の相乗りに合うことがあります。
多いのは事故関係ですね。軽症の外傷の方が何人か同乗してやってくることがあります。
あまり、加害者側と被害者側が一緒に来ることは少ないですが、ありえるかもしれないですよね。そんな時は、結構気まずいでしょうね。
先日いらっしゃった方たちは、ご夫婦で風邪をひいていらっしゃって、ご主人がトイレに行って気分が悪くなってふらふらしたのでと救急搬送依頼。
「どうぞ」
というと、3分後に、救急隊から、「実は、その御家族も一緒にみてほしい」
というのですが、
「救急なんですか?」
と聞くと、
「一応、薬ぐらい出してほしいそうなんですけど」
という返事でした。確かに、救急隊も断りにくいということでしょうね。
「仕方ないのでどうぞ」
というと、さらに3分後に救急隊から
「同じご家族で、寝たきりのおばあちゃんもかぜで救急要請されたんですが、この方は難しいですよね。」
と、こちらが返事をする前に勝手に気を使って、こちらが返事する前に、よそへ依頼した様子。患者さんの手前、きっとうちの病院が断ったことになってるんでしょうね。
きっと、その最初の方が、めまいを起こさなければ、皆さん明日まで我慢できたんでしょうね。もちろん、お二人とも、普通に歩いてお帰りになりました。
救急隊も大変です。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌