あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

何事も、境界は難しい。

 お祭り騒ぎで、HAPPY

 先日の日本テレビの深夜のニュースで、いじめ?で自殺した子供さんの親と学校側がお互いを訴えているというニュースがありました。

 今後は、こんな例が多くなるのかもしれませんね。と,徒然なるママに書いていますが,皆さんもう少しお付き合いくださいね。

 事の発端は、部活で友達が、冗談で?いじめで?、その子や他の部員の物まねをしたようです。これに、傷ついたお子さんが、2日間の登校拒否をし、学校側に親が抗議をして、学校側も調査をして、部員達に反省文を書かせているようです。

 しかし、その後、その子が登校すると、周りから無視をされて、(あるいは、よそよそしくされて)それが原因かどうかはわかりませんが、その子は自殺してしまったというような話でした。

 テレビの報道を見ただけなのですが、どちらが悪いとは言い難い状況です。

 私も、ちょっとふざけて、他人を不快にすることがあると思います。それに強く抗議されると、キット、その人にはあまりかかわらない様にしようと考えると思います。するとそれが、精神的な暴力と捉えられてしまったら、これは泥沼です。ずっと、その人のご機嫌を取っていないといけなくなります。

 この事例に、ヤンキー先生こと義家先生が調査に来られていたところも、報道されていて、ヤンキー先生もなかなかやるわね。と思ったのは、決して、どちらが悪いともいじめがあったともコメントしないで、その子のお母さんに対して、

「このように、親と学校が争っていることを、一番悲しんでいるのは、無くなったお子さんですね。」とだけコメントしたのが印象的でした。

 このレベルになると、義家先生と一緒に江原啓之さんにでも行って戴いて、

「このお子さんは、今非常に迷っている。このように学校と争うことは、決して望んでいない。ただ、自分のように、とても繊細な子供には生き難い時代や学校生活があることを、世間に知っていただき、それを変えることを考えてもらいタイのだ。お母さんも、そのために、今の悲しみや学校へ向ける憎しみを、違う力に変えて欲しい。」とでも言ってもらうと、なんだかみんな少し楽になる気がしますが。

 でも、真実は一つでしょうし、実は、もっと報道されないいろいろがあるのかもしれないし、こればっかりはわかりませんね。

 医療も同じで、高血圧などの基準も、その数字をどれだけ超えたら治療をはじめて良いのか、迷いますね。

 誤診と言われるのも、そのような例が多く含まれそうです、

10人が10人一致する診断を落としたのは、これは釈明の余地がありませんが、10人のうち3人は見逃す疾患を、見逃したといって誤診といわれると、これは悩みます。これが誤診だといわれると、10人のうち1人にしか診断できない疾患でも、これを見逃せば、誤診になるのではないかと思ってしまいます。(だって、少なくても、診断できる人がいる限り、出来ない人が悪いということになりそうですよね。)

 何事も、はっきりしているものは問題ないのですが、境界域が難しいのですね。

 ここまで読んでくれてありがとうございます.

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌