あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

HIV陽性率の上昇

お祭り騒ぎで、HAPPY

献血でのHIV陽性率が増加したとのニュースがありました。

以前は、献血HIV検査の代わりにしようとしたものがあったようですが、今回は、純粋に感染を知らずに献血した人が増えているのではないかとの分析でした。と,徒然なるママに書いていますが,皆さんもう少しお付き合いくださいね。

 ニュースによれば、HIV陽性率は、10万人対1.935人とのこと。単純に、1億人では、2000人ですね。

ただし、既感染者や自分で危険と知っている人は献血はあまりしないと思うので、頻度はもう少し高いのでしょうね。

 日本のHIV治療で有名な病院のO先生(たぶん名前を出してもいいとは思うのですが、一応イニシャルで)が、アメリカでは、入院時HIV検査が当たり前になっているし、HIV検査の同意も簡素化されてきて、日本もそのうち、HIV検査がルーチン検査になるのではないかとおっしゃってましたが、確かに、知らないうちにHIV感染の危険が迫ってきているのですね。

 厚生労働省も、感染対策として、早く入院時の検査を保険で認めて欲しいものです。

 再びO先生のお話ですが、針刺し等をしても、HIVは感染力が弱く、また、早期の抗HIV剤内服でかなりの感染予防が期待されるということですから、血液汚染の可能性のある現場としては、期待したいですね。

ここまで書いていたのですが、他の方が同じような内容で書いていると困ると思って、ブログの欄を見るとありました。「眠らない医者の人生探求劇場」というブログでかかれているようですが、ニュースソースが違うためか、HIV陽性率の上昇の原因がHIV検査代わりに献血する人が多いためとなっていました。私のほうのニュースソースは確か読売新聞のものらしく、お役人のコメントで「感染を知らずに献血した人が増加しているのではないか。医療機関などでの検査体制を充実させる必要がある」と書いていました。多分大元の、発表は、厚生労働省で同じだと思うのですが、どの部分を強調するかによって、報道の印象が変わってしまうんですね。

 ここまで読んでくれてありがとうございます.

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌