あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

ヤバイ経済学 スティーヴン・D・レヴィット他

お祭り騒ぎで、HAPPY

新聞で面白い本があると書いてあったので、その名前もあって買ってみましたが、私はあまり感心しませんでした.

 確かに、これまでの経済学の本とはちょっと違って、ヤバイ商売の成り立ちや犯罪が減少する理由について、これまでとは違った視点で(ある意味では、確かに本質をついて)かかれています.でも、読みにくいんですよね.(訳者さんごめんなさい)と,徒然なるママに書いていますが,皆さんもう少しお付き合いくださいね。

 本書によれば、犯罪の減少について、一番効果的だったのは、実は、中絶容認であったそうです.または、麻薬密売のシステムの成り立ちが、実際の会社などと変わりなく、どうして、それを構成する社会が、存続できるかを経済学的に説明していきます.その他、面白そうな話が一杯です。でもなんだか、しっかりとした結論が出ない。数学的に言えば美しくないのです。人に説明する時に、説明しづらいのですね.(私の文章も支離滅裂ですね。)

 確かに、知的好奇心を満足させてくれるかもしれないけれど、経済学の本と思って買った人には、ちょっとがっかりかもしれません.

 これは、雑学の本と考えればいいと思います.

 この本の最後にも、訳者の寄せ書きで、アメリカでも、この内容が、議論されたことが載っています.「これは、経在学なのか?社会学なのではないか」と

 あながち、私の感想も間違っていなかったと安藤ミキです。

(今何してらっしゃるんでしょう)

 日本でも、読んではいないのですが、昔の武士(だったでしょうか)の家計簿がベストセラーになったりしてましたが、確かに、知らない社会の成り立ちをきちんと説明していただくと面白いんですね.これも、たぶん実際の生活には役に立たないと思いますが。

 この著者 経済学者 レヴィットさんは、ハーバード大学を優秀な成績でご卒業されて、と結婚式のスピーチみたいだったかは知りませんが、その後,MITの経済学部の博士課程に進まれたようです.かなり型破りな方だったようで、数学には興味なく、指導教授からの課題も無視して、最初から、自分で論文を書き始めたそうです。経済学の数々の賞も受賞しています.ギャンブル好きだそうで、(基本的に、経済学者はギャンブル嫌いだそうです.割に合わないことが判っているからだそうです.)この理由は、ギャンブルで大もうけする人がいるということは、どこかに、ゆがみがあるはずで、それを見つけられれば大もうけできるハズ。とのこと.

 こういったところが、きっとこの方の真骨頂なのでしょう.私のギャンブル好きにも通じます.(こうやって、自分の位置を高く感じさせます)

 今後も、きっと違う世界を見せてくれそうな予感があります.楽しみですね.

 皆さんも、以上のような説明で、訳がわからなくなって、「ええい、ああ君からもらい泣き、ほんとはなにがかいてあるんだ。こんちくしょー」と、読んでみてください.

ここまで読んでくれてありがとうございます.

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌