あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

ダイゴ チドリの切ない話 その2(ネタばれあり)

今週のお題「夏休み」

おまつり気分でハッピー

先日のことでございます。あいこせんせが、ヒトシマツモトのすべらん話を見て居た時でした。と、徒然なるままに書いていますが、もう少しお付き合いくださいね。

 大悟(千鳥)さんが、お父さんの切ない話をされて、次のときにもまた、お父さんのお話をされていました。

 大悟さんは島育ち、その島は採石業で栄えた島ですが、今ではその産業ももう衰退しています。しかし、長年雇用関係等で培われた人間関係は変化せず、お父さんは今でも、社長さんから、仕事=とにかく丸くなった石を見つけて、社長さんのおうちへもっていくということを続けているわけです。

 

 

 大悟さんが有名になっても、お父さんは、大悟さんからだといって、毎年あいさつの品を送っていたわけですが、ちょうど大悟さんが島に戻っていたので、あいさつに一緒に行こうという話になり、ご挨拶するわけです。

 すると、社長さんは、これまでの島の出身者の中でも、大悟 お前が一番の出世頭じゃ。といってくれるわけです。

 そして、帰り道、やはり、大悟さんは、お父さんの言葉を待ちます。見えない階級の生活の中から、もしかすると、その社長さんをも超えたくらいの成功者になった息子を連れていき、そのように、認められた後の言葉です。

「大悟、社長さん、やっぱりあの丸い石、ちゃんと床の間に飾ってくれてたのう。」

 本当にいいお父さんですね。

 別に、直接ひどいことをされたわけでなくても、階級や貧富により受けたことを、何か、仕返しするような気持ちになってもおかしくなくて、何か勇ましい、逆に相手を卑下するようなことを言いたくなる(あいこせんせなら、きっとそうなる)でしょうに、これまでとかわらないで、その状況に感謝できる人って、なかなかいないと思います。

 夏休みのテレビの中では、前回に引き続いて、とても感動するお話で下。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌