あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

あんしんできるかな?

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 今回は、内藤忍著『資産設計塾』を基に考えていきます

 前にもお話しましたが、この本が、私が呼んだいろいろな本の中では納得できるものでした.ただし、これが正しいというわけではありません.と,徒然なるママに書いていますが,皆さんもう少しお付き合いくださいね。

 この本では、個別の株式投資は、勧めていません.なぜなら、一般の投資家が株式に手を出すと、プロにかもにされて、ねぎをしょわされてしまうからだとのことです。驚きジローです.この人は、マネックス証券関連の人なのですから、そのとおりなのでしょう.確かに、実際に株式でもうけている人は、少ないという話を聞いたことがあります.

 他の本では、チャートを使って、このタイミングで買うとかいろいろテクニックが書いているのですが、内藤さんの話は簡単です.

 資産を日本株式 30% 日本債権 10% 海外株式 20% 海外債権 20% それ以外(現金やREIT)に20%に分散しなさいというもの。

 これは、バンガードというアメリカの投資会社が、ファンドを作る時に、投資判断としてなにが一番重要だったかを検討した所、資産配分が最も効率的だったということからきているようです.それを日本に当てはめたものですね.

 そして、主に手数料の要らない投資ファンドを利用して、投資に必要なコストを下げていれば、自然と資産は増大するとのこと.

 投資のことを考えるのは、3ヶ月に1回ぐらいにして、普段の仕事に集中しましょうというもの。

 上記の形で投資していれば、年平均5%ぐらいのリターンが期待できるし、リスクもある程度抑えられますとのことです。基本的には、全世界的には、経済は拡大していくので、ずっと持ちつづけていれば、平均して同じぐらい自分の資産も拡大するという考え方なのだと思います.

 実際、投資の勉強をしても無駄なことが多い(どんなプロといわれる人たちでも、未来のことを確実に言える人はいないのです.)こんなエピソードが載っています.「ウォールストリートジャーナル」という新聞が、「ダーツボード」というコラムで、投資専門家四人の選んだ銘柄とダーツで適当に選んだ銘柄の運用リターンのガチンコ勝負をしたところ、何とか投資専門化が、30回中16回勝利したというもの。

 だから、あまり、時間をかけて情報を集めても、その時間に価するだけのリターンはないようです.

 内藤さんの考え方は、普段の生活に最も負担をかけずに行える資産運用として、役立ちそうです.

 詳しくは、内藤さんの本で読んでください.

 

 私は、実際これに近い形で資産を分散しているのですが、それでも、5月からの円高 株安 等で、たぶん数百万のマイナスになっていると思います.小マツタケが生えてくる。リスクは、低めにしているのですけど.ただし、この4月までの上昇が、急すぎたので、その反動なのでしょうかねぇ.今は、安くなったところを拾っていますが、これでさらに下がったら目も当てられませんねぇ.

 今日の自分への教訓

1)いろいろ調べたりする時間があったら本業にまわしましょう.

2)投資の専門化といわれる人をあまり信用しないように。

 ここまで読んでくれてありがとうございます.

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌