おまつり気分でハッピー
先日、あいこせんせ、「海辺のカフカ」を読みました。と、徒然なるままに書いていますが、もう少しお付き合いくださいね。
美奈さんはご存知ですね。村上春樹さんの小説です。なぜ今読んでいるかというと、それは、今でなくてはいけなかったわけで、その時は過去でも未来でもなかったとしか言いようがないわけです。
その出会いは、ブックオフで、非常にきれいな単行本が100円コーナーにあって、これはきっと何かのメタファーなのだと知ったのは本を読み終わった後だったのですが、認知よりも前に存在している真実はその時点では意味を持たないということなのです。
個の世の中にはイデアを求めてメタファーの中で生きていくことしかできないわけで、個の瞬間から、あいこせんせは、すべてにメタファーが感じられるようになりました。
この瞬間にも、物事は関連しあっていて、youtubeの動画が一時的に切れて、再び再生されると、
蒼井優さんがチーズアーモンドの宣伝をしていて、
「私と同じ32歳です」
とのたまうわけです。
車で通勤していると、キャリアカーの一番後ろのタイヤは、自分で走っているのだろうか走らされているのだろうか、そもそも、回転していること自体に意味があるのだろうか、なんて考えてしまうわけです。
2002年に出版された本ですが、あいこせんせの「いま」に影響しています。
それにしても、カフカがカラスであることは上手な使い方ですね。
大江健三郎さんの「人生の親戚」が小説の最後のほうに何語か忘れたけど「悲しみ」であることが開かされるとの同じような感慨がありましたね。
あいこせんせの書評の悪いところは、原典に当たらないことなので、不正確な表現が含まれることがありますが、それもきっとメタファーなのです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌