備えあれば嬉しいなっしー
先日、防災の日で、今度9月9日が救急の日だそうで、防災マニアにはたまらない月間ですね。と、徒然なるままに書いていますが、もう少しお付き合いくださいね。
あいこせんせもここまで生きているといろいろとありましたけれど、あいこせんせ基本的に幸運な人なので、自分に大きな災害が降りかかってきたことは今までありません。だから、あまり防災に対しての準備は普段はしていませんが、皆さんはしてるなっしか?
あいこせんせの地域で地震があったとき(これは、震度3くらいでした)官舎に住んでいたのですが、2階に住んでいた内科のせんせ家族が、みんなで(お子さん含め4人家族全員)、ヘッドライトをつけて、リュックを担いで外に出てきたときには、皆さん準備しているんだなぁと驚いた次第なっしー。
昔、小さい病院ながらきゅうきゅうをやっているところにいたときは、火事でやけどさんが来ると、当院では対処が厳しいので高次病院へ送るわけですが、気道熱傷の可能性があるとどんどん膨れて窒息してしまうので、まったく何ともない人でも挿管する必要があり、あいこせんせも、一例だけですが、そうかんしたおぼえがあるなっし。
こういうときって、患者さん自身もこちらも高揚した状態で、前投与もしないで覚せい状態で挿管しても、意外と抵抗がなかったりしたなっし。
あと、近くで、大規模(といっても、バスが絡んだ20数名くらいの)事故の際には、小さい病院全体の医師に招集がかかったこともあって、内科のあいこせんせなんかは、いったい何をするのかしらんと思いながら、普通に歩いている人たち数人に、けががないかの確認をするくらいでしたが、まだ若かったから、なんとなく救急やってますという感じでわくわくしてました。休日出勤が苦にならなかったお年頃の出来事ですね。
こう考えていくと、あいこせんせ、自分に大きな災害もなかったし、大きな決断を要する大規模災害の現場に居合わせたこともなくって、経験としてはまだまだですが、あいこせんせは幸運な人なのよという気持ちで何事にも対処するように頑張ります。
あいこせんせがこんごも、大規模災害に合うことがなく、そんな経験があったら教えてねと言われても、「なしのつぶて」状態であるはずですから。
実は、題を最初に思いついて、最後も、「~なし」ということわざを使って終わりにしようと思って、ネットで調べていたら、「なしのつぶて」が
「梨の礫」と書くらしいことを見つけて、どうしてもさいごにこれをかいておきたくなりました。
みなさん、梨の礫 おぼえるなっしー。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌