先日、日野原重明先生の御訃報に接し、惜別の念を禁じ得ません。ここに哀悼の意を表します。
あいこせんせ、日野原せんせがオスラーせんせの「平静の心」の訳本を出版され、それに感銘を受けました。
たしか、研修医の頃で、あいこせんせは能力が低いので、変化するものごとにすぐに対応できず、指示がすぐ出ません。でもでもでも、平静の心の中では、医師は少し鈍感なくらいの方が落ち着いて見えて、患者さんやスタッフに安心感を与えることができる。というような意味合い(勝手な解釈かもしれんが)をこれまでずっと胸に抱いて、あいこせんせ、別にすぐに答えがでなくても、別に大丈夫と思い込むことにしたのでした。
短所も長所に変えることができると、そのままでいいという選択をした時でした。
それにしても、数年前に日野原せんせが内科学会で講演された時のことを思い出します。きっと、ずっと生き続けるに違いないと思ったものですが。
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ここまで読んでくれてありがとうございます。
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌
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