あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

髄膜炎

おまつり気分でハッピー

そういえば、あいこせんせ、髄膜炎さんにもあたったのを、転院先の病院からの経過報告で思い出しました。と、徒然なるままに書いていますが、もう少しお付き合いくださいね。

 幸い、なんとも軽くて、すぐに退院されたようです。

 ところで、あいこせんせ、髄膜炎なんて診断することも脊椎穿刺なんてすることも、とんと昔のことになってしまったので、ちょっとドキドキでした。

 他科から、頭痛と発熱ということで、ご紹介いただきましたが、ただのいわゆる風でしょ。と思っていたわけですが、やはり、頭痛と言われれば、首を持ち上げます。

 すると、なぜか、体がついてくる。これはもしや。

 そこで、ネットで髄膜刺激症状の調べ方を見ると

1)頸部硬直 これは陽性

2)ケルニッヒ兆候 これは、股関節と膝関節を90度に曲げた状態から、膝関節を伸展させると進展できない(もしくは、進展した下肢を持ち上げていくと膝が曲がる。)

 あいこせんせ、整形のラセーグと同様に、痛みで上がらなくなるのかと思っていましたが、大腿屈筋が攣縮することにより起こるのだそうです。(これはわからなかった)

3)neck flexion test;首を自分で曲げさせ、顎が胸につくか これは陽性

4)ジョルトサイン(jolt accentuation of headache)首をいやいやのように振ってもらうと、ずつが増強 これも陽性

 と、髄膜刺激症状を確認して、神経内科外来へ。知んない(外来だけ)の先生は、忙しいので脊椎穿刺はできないので、髄膜炎は確実だから、紹介してくださいとのことで、紹介したのでした。

 それにしても、お勉強になります。

 こう書きながら、以前、お勉強した眼振の話をすっかり忘れていることに気づきました。もう一回おさらいしなくっちゃ。

 

サライ 2016年 06 月号 [雑誌]

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 ここまで読んでくれてありがとうございます。

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌