おまつり気分でハッピー
せんじつ、日本化学療法学会に行った話の続きです。感染に興味のない美奈さん申し訳ありませんが、これがあいこせんせの本業なのです。と、徒然なるままに書いていますが、もう少しお付き合いくださいね。
学会のモーニングセミナーにもちゃんと出ました。うふふ、朝食が出るんです。
立派なサンドイッチで、あいこせんせがパン屋さんに行ってもとても買えないようなものです。
あいこせんせ、愛知医科大の三鴨先生のお話を聞きました。
最初にびっくりしたのは、三鴨先生の経歴で、一度名古屋大学文学部をでて、その後、岐阜大学医学部卒業して、産婦人科に入局してというお話でした。
三鴨先生は感染症の世界では結構有名な先生ですから、結構王道を行かれてるのかと思ったら、違ってました。
本題で、三加茂先生のお話はとっても面白くって、大変ためになります。炎症の評価に実は、CRPは有用なんだけど、アメリカでは全然使われていなくって、アメリカ人は日本のことを非難するけど、アメリカが〇〇なんやと何とも素敵な言い方ですっきりします。
ところで、救急の場では、その即効性からプロカルシトニンが使われているのですけど、このたびプレセプシンという炎症マーカーができて、これはさらに短時間の炎症を反映するそうです。さらには国産。これを広めたいという話ですが、でも、CRPでもいいんじゃないというおおらかさが三鴨先生にはあって、大変感服します。
ちなみにあいこせんせの病院では、プロカルシトニンは外注でまったく意味がないのでほとんど使われていません。たまーに、微熱が細菌性なのか判定するときに使ったりしますが、本来の使い方ではないのでしょうね。
ということで、あいこせんせはアメリカでは使われないCRPで判定しています。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌