おまつり気分でハッピー
先日、知り合いのおばあちゃんと話していたんですよー。おばあちゃんは、80歳を超えていて、10代のころに、いわゆる出稼ぎに行ったそうなんです。と、徒然なるままに書いていますが、もう少しお付き合いくださいね。
おばあちゃんは、なんでも、神奈川県のみかんの缶詰工場で働いていたらしく、その時のお話をしてくれました。なんでも、みかんの缶詰を作るときには、当時は、すべて手で皮むきをしていたそうです。あの薄い皮を一つ一つ剥くのですから、大変な作業ですね。
今もそうしているのかしらんと思って、ネットで調べてみると、はごろもフーズのホームページで説明されているところでは、外の皮はピーリングマシンで、さらにうすかわは、酸とアルカリで剥く?(溶かす?)のだそうです。
昔のやり方で作られたみかんの缶詰、これは貴重で、ありがたくって食べられないなぁ。なんて、感動していましたが、徐々に、疑問が。ほんとに、当時全部手剥きなのかいなぁ。
そこで、さらに注意してネットを見ると、日本缶詰協会なるものの記事があり、昭和2年ごろには今のような薬品での薄皮の除去技術が確立していたとのこと。
おばあちゃんは、いくら年だといっても、出稼ぎに行ったのは、戦後のことなので、どうもあやしい。
でも、みかんの缶詰は日本が作り出したものとのこと。昔の日本人はすごかったのには変わりありませんな。
ここまで読んでくれてありがとうございます。羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌