2014-04-14 日野原先生は最後に手を挙げた 研究 おまつり気分でハッピー先日、日本内科学会講演会に行ってまいりました。専門医の維持のためには、単位が必要です。さらに、あいこさんはまじめなので、きちんと講演を聞きました。と、徒然なるままに書いていますが、もう少しお付き合いくださいね。 なかなか、興味深いお話が多くって、すべてを書き出すことはできませんが、お話の中でずいぶん感心したのは、ウサギさんを毎日5分間抱っこして、話しかけると動脈硬化になりにくい。なんて研究は、とっても興味深く、うちの春ちゃん(うさぎさんです)にも、話しかけなくっちゃと考えさせられるお話でした。 また、熊の冬眠の研究をしていらっしゃる皆さんは、命がけで熊の採血をなさるそうで、こういう皆さんによって、医学は進歩しているんだなぁと感慨深くなりました。(相変わらず、アカデミックのかけらもないあいこ先生ですね。) ただ、今回の内科学会の最大のお目当ては、日野原重明先生の講演があることでした。 飲み物サービスが重要なあいこせんせは、普段の講演は中継会場で聞いていましたが、日野原先生の場合は、実際に肉眼で見ないことにはその価値がありません。 会場の前から4列目の席に座って、お話を聞きました。日野原先生は、すっかりアイドル化していらっしゃって、ほかの講演では空き空きの前列がぎっしりと埋まり、 司会の伊藤先生が、「あと6か月で103歳になられます。」と紹介すると、歓声が上がります。 さらに、登壇されると、本来は限られた人にしか撮影は許可されていないはずなのですが、すっかり撮影会のようにたくさんのシャッターが着られる状態でした。 内容は、定番のオスラー先生のお話 医学はアートであることなどですが、あいこさんがこんなことをいくら言ったって、何の価値もありませんが、日野原先生が、このお話をすると、どうしてこんなに感銘を受けるのでしょう。不思議でなりません。 講演を終えられて、降壇される際に、日野原先生は、(たぶん)右手を高々と上げて、聴衆の声援にこたえていらっしゃいました。 あいこさんは、目頭が熱くなるのを感じながら、帰宅の途に就いたのでありました。 医学の初心に帰るには、このような熱意ある先生のお話を聞くのが一番ですね。ここまで読んでくれてありがとうございます。羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌