あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

お勧めしたのに申し訳ございません

お祭り気分でハッピー

先日、2013/2014 インフルエンザワクチンの製造株が発表されました。日経メディカルの付録で、感染研の小田切先生が書いていたものだと思いますが、これは大変、ちゃんと記憶に残るようにブログに書いておかなくっちゃと思っていたのですが、数日の間にその冊子を紛失。なんて、あいこさんはいい加減なんだ。申し訳ありません。と、徒然なるママに書いていますが、皆様、もう少しお付き合いくださいね。

 とってもよくまとまっていて、すばらしいと思っていたので残念ですが、感染研の資料を参照しながら書いていきます。

 今年の(来期の?)ワクチン株は内容が少し変わって、

(1) A/カリフォルニア/7/2009 (X-179A) (H1N1)pdm09
(2) A/テキサス/50/2012 (X-223) (H3N2)
(3) B/マサチュセッツ/2/2012(BX-51B)

だそうです。

 H1N1に関しては、去年の(今期の?)ものと同じもののようですが、H3N2が変更になっていました。(B型もです)

 この変更理由が(特に、H3N2の部分が)なんとも私には理解できないような内容で、ここのところの正しい伝え方ができるか私には分かりませんが、一応私の理解で書いていきます。もしも、間違った内容であったらごめんなさいですので、必ず、感染研の報告などを参照してくださいね。ほんと、きちんとした報告でなくて申し訳ありません。

 去年の(今期の?)H3N2ワクチン株は、流行株と同様のウイルスであったようなのですが、ワクチンを作る際の鶏卵への馴化の結果、抗原性が大きく変化してしまったというのです。

 ここで、今回の題名になるのですが、確か、昨年のこのブログでインフルエンザワクチン株が変更になったので、今回はお勧めですと書いたのですが、どうも、特に流行したH3N2に関しては、効かないワクチンであったようです。

 この度は、本当に申し訳ありませんでした。

 今年のワクチン株は、鶏卵馴化しても、抗原性の変化が比較的小さい物で高増殖型になっているそうです。

 しかし、実にワクチン製造は難しい物ですね。ちゃんと当たっている株を選択しても、次は、ワクチン製造の段階で違うものができてしまう可能性があるわけですから。

 でも、これでますます、新型インフルエンザへの対応って大変だなぁと思いました。

 簡単に、パンデミックワクチンをすぐに作って接種すればいいなんて簡単に(特に、知識のないあいこさんのような人は)考えますが、株がわかっても本当にそれがワクチンに使えるかどうかは、いろいろと調べてみないといけないって言うのですから、研究者の皆さんのご苦労に感謝して、過度な期待をしすぎていることをお詫びして、今日のお話はおわりです。

 今日は本当に謝ることばっかりでした。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌