あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

菜根譚 五劫のすりきれ

お祭り気分でハッピー

先日から、「菜根譚」の読み方 ひろさちや著のなかから、いい言葉を拾って書いております。皆さんも読んでみてくださいね。ひろさちやさんの文章はわかりやすくってすばらしいですから。と、徒然なるママに書いていますが、皆様、もう少しお付き合いくださいね。

 今日は、ほんとうは、五劫ではなくて、四劫の話。

 「山河や大地は、やがては壊れて微塵になる。ましてや人間は、微塵の中の微塵にすぎぬ。(中略)ましてや功名富貴は,影のそのまた影にすぎぬ。」

 これは、この言葉よりも、解説に興味があって引っ張りました。

 落語「寿限無」のなかでは、「劫」という時間は、諸説あるようですが、天女が羽衣で岩をなでて、その岩が擦り切れてしまうほどの年月といわれていますね。

 仏教では、この世界は 成・住・壊・空の四劫(四つの時期)を繰り返すとのこと。山河や大地は、壊劫の時期になると微塵になるが、人間は、住劫の時点で微塵になるのだそうで、寿限無の作者も仏教などに心得のあった人なのでしょうね。

 ここまで読んでくれてありがとうございます。

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌