お祭り気分でハッピー
先日、妹が、灘中学に100歳くらいの先生がいて、面白い授業をしたらしい。と話していました。
昔の本を持ち出して、ネットでも辞書を使っても分からない問題を出すのだそうです。と、徒然なるママに書いていますが、皆様、もう少しお付き合いくださいね。
現実的な妹は、
「そのぐらい勉強すると忘れないということよね。」
といいますが、私は、
「世の中には、答えが分からない問題がいくらでもあるということを教えたいのだと思うわ」
と答えました。
私が、これまで受けた授業で一番面白かったのは、数学の授業でした。
うちの高校は、進学する生徒が3割位という高校でしたが、伝統はあるという高校です。
数学の時間に、教科書のある問題を、解き始めた先生は、途中から、疑問を持ち始めたらしく、30分くらい、ずっと数式を板書し続け、解説もなしにその授業は終わりました。
そのつぎの授業で何か説明があったのかは覚えていませんが、世の中には、数学の専門の先生が30分以上かけても解けない問題(ホントは解けてるのかもしれませんし、新しい解法を考えていたのかもしれませんが)がある。30分以上、問題を考え続けることができる。(それも、私の不得意な数学でですよ)
数学よりも、学問とは、このようなものだ(どのようなものだ?)なんとなく思えた気がしました。
きっと、公式を教えるより、大事なことだと思うのですが、皆さんどうですか。(皆賛同ですか)
ここまで読んでくれてありがとうございます。
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌