2011-09-19 偽善エネルギー 映画 / 音楽 / 読書 書評 お祭り気分でハッピー先日、以前は、省エネ活動に対して懐疑的な言動で、話題となり、震災後は、原子力発言でこれまた物議をかもしている、武田 邦彦著 「偽善エネルギー」 幻冬舎 という本を読みました。これは、震災前の原発事故以前に書かれた本ですが、大変ためになります。と、徒然なるママに書いていますが、皆様、もう少しお付き合いくださいね。 各種のエネルギー事情について、解説されていて、なぜ、いわゆる省エネとされるものが、よくないかが良く分かります。 つまり、省エネといいながら、生産活動等を拡大するので、最終的には、エネルギーの消費が増えるということを言いたいようです。 楽な暮らしを求めながら、省エネというのは無理だということですね。 また、原発についても、安全性が脅かされるとしたら、人災と地震だといっていて、それまで推進派だったのが反原発になっていることも理解できます。 皆さん、震災以前に書かれていても大変、意義深い本だと思います。私の書いている内容はいい加減で、伝わらない部分が多いですから、買って読んでくださいね。 最後に、武田先生の内容で感心したところをひとつだけ、 武田先生は、科学を信じていて、今後も発明(これまでには、考えられていなかった新しいエネルギー対策)が必ずうまれる。科学者である先生は、それを信じているから、常に、楽観的であるということでした。 確かに、オーランチオキトリウムもマグネシウム文明論も出てきています。さらに、榎本藻など、ぜんぜん新しい発想がきっと明日にでも生まれることでしょう。 私も、未来を信じたいと思います。ここまで読んでくれてありがとうございます。羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌