2011-05-18 マグネシウムが世界を変える 趣味 書評 お祭り気分でハッピー先日、PHP出版 「マグネシウム文明論」という本を読みました。東工大の矢部孝教授の研究内容を本にしたものだそうです。と、徒然なるママに書いていますが、皆様、もう少しお付き合いくださいね。 これはじつに興味深いですね。この震災で、原子力の問題が大きくなると、この本に書かれているようなマグネシウムなどの金属を主流とした世界に変わりそうな気がしてきます。 原理はなかなか難しいのですが、(当然、簡単なら、昔からある技術のようなので、実用化されているはずですが)、コストや金属の精製技術がクリアされれば、すぐにでも普及しそうです。 この本は、そのコストや精製技術についての教授の研究成果で、すでに技術や生産コストについてのめどはたって、実証段階に入っているそうです。 ただ、単純にこの本だけだと信用しきれない部分がありますが、トヨタなどが、マグネシウム電池の開発を始め、2020年ごろには、マグネシウムかあるいはほかの金属電池を使用した車が実用化されるという別のニュースもあるので、意外と産業界では周知の事なのかもしれません。 早く、日本政府も大きくエネルギー政策をこれらの新技術に転換して、世界の先端に進んでほしいものです。 ここまで読んでくれてありがとうございます。羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌