2011-02-21 海洋大国日本 映画 / 音楽 / 読書 お祭り気分でハッピー先日、日本が実は、世界第6位の農業大国であるという本のご紹介をしましたが、それをまねたような名前で、さらに同じ出版元から、「日本は世界4位の海洋大国」講談社+α新書という本が出ていたので、読んでみました。と、徒然なるママに書いていますが、皆様、もう少しお付き合いくださいね。 通常の感覚として、日本が海洋大国であることは理解できますが、実は、大変な海洋資源を有しているらしい。 ところで、普通に考える領海および排他的経済水域だと、領海自体が決着していない部分も多いのですが、大体日本は6位くらいになるそうです。 本の名前の4位というのは、それを体積換算するという裏技を使ったもので、少し無理がある感じがしますが、それにしても、その海水および海底資源の量は大変な量で、コストの問題がなければ、確かに、日本は大変な資源国です。 有名どころでは、海水にはウランが含まれていているそうですし、海底にはレアアースといわれる希少金属類、さらにはメタンハイドレートなどもあります。 波力や温度差を使った発電。さらには、海草を使ったバイオエタノールの産生など、今後、それらのコストが上がっていけば、資源として活用が可能なもののようです。 確かに、これだけ海水があるのですから、日本は独自技術を磨き、コストを下げて、資源大国として生きていけるようになるといいですね。 しかし、これらも農業自給率の問題と絡みますが、自給するよりも、海外から調達するコストのほうが安い間は、それを使用するほうが有利なので、いつでも使える準備をすることは大事ですが、万が一のために、わざわざ高コストでやるものじゃないですよね。 ここまで読んでくれてありがとうございます。羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌