あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

swine flu

お祭り気分でハッピー

インフルエンザの季節が過ぎて、今年はしばらく大丈夫と思って、新型プリウスなんて話をしていたら、ついに、新型インフルエンザがやってきました。と、徒然なるママに書いていますが、皆様、もう少しお付き合いくださいね。

 当院は、弱小病院なので、当初の診療にはかかわらないわけですが、そんなことは一般の方にはお構いないことなので、当院でもとりあえず対策を検討し始めました。

 まだ、国内発生が無いこともあり、保健所等からは何の通達も無いのですが、とりあえず、受付のところで海外帰国等の感染の可能性のある人で症状のある人を把握してもらい、保健所への連絡を徹底することとしました。

 情報がいい加減なところもあり、会議の途中で、

「そういえば先ほどのネット情報で国内でも感染疑い例が」

なんて話が出て、

「そうすると、国内発生で結構大変になりますねぇ。チョット強い文章を出しましょう。」

なんて話になりましたが、会議が終わって、診療をようやく終えてネットで調べても、国内発生なんて話はまったく無く、明らかにデマでした。

 こんな風に、うわさでパニックが広がるんですよね。

 大体が、m3の話では、まだ、(4/28現在) ウイルス株が手に入っていないので、確定診断がつかないとのこと。疑わしい人がいても、診断ができないのですね。

 H5N1の時の情報でも,専門施設でPCRをかけて、6時間以内に結果が出るといわれていましたが、今回の新型では、感染研等の限られた施設になるでしょうから、確定診断自体にも時間がかかりそうですね。

(国内で出ないのが一番ですが)

 また、その毒性についてもなぞが多いのですが、何とか、死亡者があまり出ないですんでくれるとありがたいですね。

(一説には、通常のH1N1予防接種が重症化抑制に一定の効果が期待されるという専門家の方もいて、それを期待したいところですが、どうなるでしょう。)

 それにしても、やはりこういうものは、情報が正確であることが重要ですので、私のこんなブログではなく、きちんとした情報源を参考にしてくださいね。

 ところで、海外での名前は、いまだにswine flu なんですねぇと感心しましたが、ヨーク考えると、、(ポーク考えると)感染症法に合わせるために日本では、新型インフルエンザ発生としたわけですね。

 ここまで読んでくれてありがとうございます。

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌