2008-12-27 みんなちがってみんないい その他(医療関連) お祭り気分でハッピー 今日のキーワードは「みんなちがってみんないい」 これは、私が思いついたんならとってもいいですが、詩人 金子みすゞさんの有名なフレーズですね。新型インフルエンザ対策について、病院や地域の方針を決めないといけないと言われているのですが、考えれば考えるほど、泥沼にはまってしまいます。と、徒然なるママに書いていますが、皆様、もう少しお付き合いくださいね。 サイトや文献を読んでいても、みんな言ってることが違うので、どうしたらいいのかわかりません。 H5N1を中心とした致死率が高い新型インフルエンザに対して、「とにかく、自宅にこもって感染しないようにする必要がある。」と言う、ご意見もあります。致死率が60%(今のトリインフルエンザのままなら)なんて状態で、新型インフルエンザが流行すれば、これしかないので、これは正しそうです。 これに対して、H5N1の可能性は減っているので、それより、従来のH3N2やH1N1の変異株に注意が必要だと言う方もいます。 これも、可能性の低くなっているものを中心に考えるのは、非合理的ですから、これも正しそうです。 ただし、H3N2やH1N1は、変異型とはいえ、基礎的な免疫を持っている人がかなり多いので、パンデミックと言われる状況にまでいくかはちょっとわかりません。(でも、よく考えると、これは新型インフルエンザとは呼ばれるものではないので、これははずして考えないといけないですよね。) また、H5N1以外の型が新型インフルエンザの危険性が高いとおっしゃる方もいますが、そうなると、今度は想定するものが見えなくて、対策を立てるのがいやになってきます。 やはり、イメージするものがないと、なんだかやりにくいですよね。 正解が決まっているわけではないので、確かに、「みんなちがってみんないい」のですが、実際の対策を立てようとすると、「こまっちゃうなぁー」ここまで読んでくれてありがとうございます。羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌