2008-03-14 救急搬送の裏には、 医療制度 / 行政 お祭り気分でハッピー 救急搬送で何件もたらいまわしにされるという話が多く聞かれています。今の医療情勢では、受け入れが可能な病院が少なくなってきているので仕方ない面もありますが、国も、何か方策を採らないのでしょうか。これはもう、地域の病院ががんばるとか、そういうレベルを超えてきている思うのですが。と、徒然なるママに書いていますが、皆さんもう少しお付き合いくださいね。 先日、昼間に、超高齢(100歳近い)のおじいちゃんが、家族に運ばれてきました。前日の夜から、意識がおかしくなっていたという話で、何でそんなにほっとくの?と思いましたが、話を聞くと、なんとも深刻です。 前日の夜に、意識がおかしくなったので、救急車を要請しましたが、受け入れ先が見つからず、家族と救急隊で話し合って、その日は搬送をやめて、日中、自分でつれてきたとのことです。(救急車だと、また、断られるといけないからだそうです。事実、うちの病院は、救急指定外です。) 超高齢のかたがたで、押しの弱い人達は、こんな風にしている例が結構あるのかもしれません。 たらいまわしのさらに陰に、どれくらいの人達が隠れているのでしょう。 いまの救急問題は、実に深刻です。ここまで読んでくれてありがとうございます。羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌