あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

超人的な医師

お祭り気分でハッピー

以前にも書いたかもしれませんが、世の中には、超人的な医師がいますね。

 昔勤めてた病院の先生が、入院 50人を担当して外来がほぼ毎日 100人弱をこなしていたという話を聞いたことがあります。

 有名な逸話では、そこに通ってきている患者さんも、非常にできた患者さんたちで、何も言われなくても、前胸部の聴診が終わると、自発的にくるっと回って、時間短縮に協力してくれるという話でした。と、徒然なるママに書いていますが、皆さんもう少しお付き合いくださいね。

 当時は、その先生は院長先生になられていて、たまに、予約外で私のところに回ってきたりすると、そのとおり、くるっと背中を向けてくれて、すごいなあと思いました。

 昔の説明が少なくてもやっていられた時代とは違うわよねぇ。

 そう思っていました。最近まで。

 私も前の病院の時は、35人くらいの入院を持って、このときは、結構ぎりぎり。

 何人かの入院患者さんの顔がわかりませんでした。ベットに寝ていてくれるとわかるのですが、廊下ですれ違っても誰だかわかりません。こまったもんです。

 ところがところが、最近話を聞いたところでは、ある病院では、70人位の入院患者(療養型とかは含まれませんよ。当然)を見ているとのこと。信じられませんね。

 どうやっているんだろう。という話になりましたが、実際のところは今度お会いする機会があれば聞いてみなくっちゃ。

 でも、こまりますね。こういう先生がいるから、私のような能力のない医者は、周りから、もう少し入院を見るのが当たり前だと思われてしまうんですよね。

 ここまで読んでくれてありがとうございます。

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌