あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

上を目指して

お祭り気分でハッピー

番組名はわからないのですが、NHKの番組で、中国の富裕層でエリート大学に進学した学生が、中国の貧しい町にボランティア教師として1年間行くという話がありました。深夜だったから、再放送かもしれませんね。

 貧困の村に来たその若い女性は、村の貧しさに驚くわけですが、私がびっくりしたのは、一家の期待を背負った子供たちの勉強に対する態度です。と、徒然なるママに書いていますが、皆さんもう少しお付き合いくださいね。

 朝から晩まで、教科書を離しません。もちろん、教材などは粗末なので、効率が悪いのかもしれませんが、大変な集中力です。しかも、それが、一部の学生だけではなく、その学校全体なのですからコリャもうびっくり。

 でも、学生もそれぐらいのプレッシャーがかかります。進学をするためには、その子供以外の家族の生活がすべて制限され、さらに借金を重ねて、その子の将来にかけているわけですから、責任の重さが違います。

 弟が出稼ぎで危険な炭鉱に行かなくてはいけないとか、家族がただでさえ貧しい食費をさらに削って仕送りしているとか。

 昔の日本には、そういう人達がたくさんいたのでしょうね。しかし、いまの日本にはほとんどそんな人はいないでしょう。

それがいいかどうか、わかりませんし、それで、日本のトップクラスの学生の学力が劣っているかと言われるとわからないのですが、でも、中国のかなりの数の学生がものすごい勢いで能力を高めていることを考えると、日本の将来はちょっとさびしい感じですね。

 ここまで読んでくれてありがとうございます。

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌