あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

人生の歩き方

お祭り気分でハッピー

たまたま、当直で早朝に目が覚めたのでテレビをつけると、NHKで人生の歩き方という番組の再放送があって、芥川賞作家でもあり、僧侶でもある玄侑宗久さんが出てました。

 僧侶で芥川賞作家でということで、由緒正しき人かと思っていましたが、(確かに、おうちは3代目にあたるそうで、福島の立派なお寺のようですが)なんと、29歳くらいまでは、東京で作家を目指して、実家に依存する生活をされていたと聞いて、びっくりクリクリしゃっくり100回です。

タバコをくわえて長髪の写真なんかが紹介されていて、実は、煩悩具足の凡夫でらっしゃったんですね。

(世界中の人が、そうなんですよね。仏様が言ってますもの)と、書いていて、でも、これは浄土真宗の歎異抄の中の言葉のようだから、玄侑宗久さんの宗派ではこういわないのかもしれないので、宗教的に使い方が間違ってたら申し訳ありません。いま、梅原 猛さんの「親鸞の告白」 小学館文庫というのを読んでいて、出てきた言葉なのです。親鸞様については、後日書くことにして、

玄侑宗久さんです。

 学生時代は、ナイトクラブや工事現場でアルバイトをされて、その後、作家を目指して、29歳までに芽が出なければ出家するとお家に約束しましたが、結局作家デビューならず、29歳で出家されたそうです。

 でも、その後は、立派に修行をされて、

 これがまた、大変な修行で、なかには、7日間 (1日のうち2時間だけは休めるそうですが)座禅を組み続けるというものもあるそうで、不思議体験をする方も多いそうです。 

 玄侑宗久さんは、前の僧侶の方に緑のオーラが見えたり、目の前に自分自身が座っていたりといったことがあったそうです。(宗教関係の方は、こういう不思議体験というのが実は結構大事なんでしょうね)

 その時、気持ちが変われば、体がついてくるということに気づいたとのこと。

 自分は、3日も寝なければ体が持たないと思っているが、それを7日間持たせるためには、自分がその限界の意識を変えなければならない。

 よく、遭難などで、何日間も飲まず食わずの人が助かったりしますが、きっと、時間の感覚がなくなっているのでしょうね。自分に絶望しないことが、自分を維持できることなのですね。

自分に限界を決めないこと。難しいことですが、何事にも、大事なことなんでしょうね。

 ここまで読んでくれてありがとうございます。

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌