あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

こりん星

お祭り気分でハッピー

ゆうこりん、勝手に使ってすみません。内容は、ぜんぜん違って、リタリン等の依存の話です。(単純に、こりん星リタリンと懲りんという文字の感じがが似ているなぁと思っただけのことなんです)と、徒然なるママに書いていますが、皆さんもう少しお付き合いくださいね。

 昔から、リタリンは有名でしたが、幸い私は処方を依頼されることはありませんでした。

(今まで一度も、リタリンなるものは処方したことがありません。普通に必要な薬は、普段自分が使わなくても、紹介患者などで大体一度くらいはお目にするものなのですが、きっと、リタリンはかなり限られた処方で済む薬なんですね。)

 こういう依存をもってらっしゃる方は、処方する医師の情報を持っていて、きっとそこに集中するんでしょうね。

 リタリンとはちょっと違いますが、ペンタゾシン中毒もちょっとこまりますね。

(ペンタゾシンは、非麻薬性鎮痛剤ですが、依存性が懸念される薬です)

 いろいろな医療機関を渡って歩くのでしょうね。確かにとても痛そうにしてらっしゃるので、痛みをとってあげたいと思うのですが、あからさまにペンタゾシンを打ってほしいといわれるとそういう方なんだなぁと想像がつきます。

 最近はいらっしゃらないけど、以前は、他県の医療機関の紹介状とされるものを持ってきて、

(この方は、慢性膵炎で痛みにはペンタゾシンでないと効きません。)

なんて書いてあります。だから、ペンタゾシンを打って下さいとおっしゃいます。

 対処法は、

「では、膵炎の検査をまずして見ましょう。」

というと、

「そんな時間はない。」

(彼らには、ペンタゾシン以外にお金や時間を使ったりする意味はないので)

と言って、怒って帰っていきます。

 実に、懲りないものだなぁとおもいますが、でも、この皆さんも実は、被害者なんですよね。

 安易に処方を受けた影響で依存になっている方がほとんどなのでしょうから、医療の側にいる人間として、反省をしないといけません。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌