2007-09-30 100%は仮説 その他(一般) お祭り気分でハッピー 「99.9%は仮説-思いこみで判断しないための考え方」 光文社新書 竹内薫著を読んでいる最中です。本を読んでいると、内容は、本の中に紹介されているファインマン先生の「科学はすべて近似にすぎない」という言葉に帰結するようです。と、徒然なるママに書いていますが、皆さんもう少しお付き合いくださいね。 筆者は、「飛行機がなぜ飛ぶか?」ということが、科学的に解明されていないということを最初のエピソードに、いろいろな科学的事実が歴史的に否定されてきていることを紹介していきます。 大変興味深い内容で、ベストセラーになった理由がわかります。 つまり、現在真実とされていることも、科学の進歩によって、新しい観測技術等により否定されることが多いということです。 これは、どうしても仕方ないことですね。真実というのは、ひとつしかないのですが、その真実がどういう形なのかがわからないのですから、わかったところまでを説明するためのものしか人間には考え付かないわけです。 ここで、私の昔からの大胆な仮説を披露しましょう。タイトルどおり、100%仮説で、到底ありえないことなのですが、どうしても頭の中から消えません。 昔から、死後の世界はどうなっているのだろうと考えることがありました。幽霊などのように、死後も意識が残るのであれば、よいのですが、全くの無に戻ってしまうのだとなると、この世の中がどうなるのかが心配でした。 私にとっての世界が全く無になるということは、私がいなくなった後,この世界は(少なくとも私が認識する意味での世界としては)存在意義を失います。 だって、認識してくれる「私」が居なくなってしまうのですから。 そこで、その考えを押し広げると、今ある世界というのは、私が認識しているだけのもので、実際には無いもしくは無くてもかまわない存在なのではないか。 さらに考えを無理やり押し広げると、現在の世界というのは、私自身が作り上げた認識上の存在で(つまり夢のような存在)あってもかまわない。 なんだか自分で書いていてもわけがわからなくなってきたのでやめます。100%仮説の答えは、その時にならなければ出ませんよね。 ここまで読んでくれてありがとうございます。羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌