2007-08-08 お前こそ、王となる 映画 / 音楽 / 読書 その他(一般) お祭り気分でハッピーようやく本編の感想です。実に長かったですね。と、徒然なるママに書いていますが、皆さんもう少しお付き合いくださいね。 せっかくここまでもたせたのですが、実は、あまり感動がなかったというのがホントのところ。 浅利さんすみません。 原作がきちんとしているので、内容はしっかりしているし、舞台装置やあの独特の動物の表現なんかは、見ていてすばらしいと思うのですが、ちょっと中途半端な感じがします。 個々の役者さんたちも、非常に訓練されているのでしょうが、普通にすんなりこなされるので、「すごい」という風に見えませんし、細かい遊びの部分も、指摘しないとわかりにくいものあります。 面白いところはもっと面白く、ちょっと大変な技術を要するところは、個々は大変なんだと強調してくれると見る方もわかりやすい。 (何でもわかりやすさを求めるのが悪いとこなんでしょうね) 昔、ナイナイの岡村さんが、ライオンキングに出演する企画があり、ビデオにとってあるのですが、こちらは、解説が入っていて、普通に見えるダンス等が実は結構大変な技術を要することや、細かい動きが重要であることなどを指摘される内容で、(しかも、面白そうなとこだけのいいとこ取りなので)結構楽しく見れます。これを何回も見ていたのも、感動が薄れてしまった野もあるでしょうか。 でも、全体としてはよくできたミュージカルで、5歳の甥っ子は、怖めのシーンではきちんと怖がってましたし、父 ムファサの死ぬシーンでは、涙ぐんでました。 もともと、涙もろい子ですけど。話はちょっと違いますが、この前のはだしのゲン フジテレビの前半の最後のところでは、10分くらい大泣きをして、「千の風になって」をピアノで引いて頂戴と私や妹に泣いて頼みますが、そんな子といったって難しくておいそれとは弾けませんやねぇ。そのまま、眠ってしまいました。 あと、もうひとつ少し残念だったのは、主役シンバの声量がもう少しあるとよかったかなぁ。ということ。 ナラの方の声はよく通ったのですがやはり主役の歌が心にズンとしみてこないと、感動がちょっと減りますね。 ここまで読んでくれてありがとうございます。 羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌