2007-07-16 狂いのすすめ その他(一般) お祭り気分でハッピーひろ さちやさんという方の『「狂い」のすすめ』という本を読みました。 ひろさちやさんと言う人の名前は、他の仏教関係の本によく出てきて、どんな人だろうと思っていましたが、初めて本を読みました。と、徒然なるママに書いていますが、皆さんもう少しお付き合いくださいね。 肩書きを見ると、東京大学印度哲学科を卒業。気象大学校の先生をなさった方ということのようです。本当の天才という感じですね。世俗と離れています。 内容はあんまり書いてはいけないのでしょうけど、ひとつだけ感心したことを書いて見ましょう。 ある人が、神様から、ひとつだけなんでも望みをかなえてあげようといわれます。ただし、条件があって、その代わり、隣人にはその望みが2倍になって与えられるというものです。 その人は、不幸をお願いします。そうすれば隣人には、2倍の不幸が起こるのです。 私も、自分よりも、周りの人達がたくさんの幸せを手に入れると思うと、不幸を選びそうな気がしました。心が狭いですね。 こんなときこそ、ひろさんのおっしゃるように、狂いが必要なんですね。 世の中は、人が幸せになるのを見たくないと思っている人が多くなり、人よりお金持ちになりたい、人より長生きしたいと思う人が多数になる中で、狂者となって,人の幸せを願うことが大事なんですね。 ちょっと本の内容からは外れているかもしれません。実際には皆さん、本を買って読みましょう。 ここまで読んでくれてありがとうございます。羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌