あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

グラミン銀行

お祭り騒ぎで、HAPPY

バングラデシュのムハマド・ユヌス氏がノーベル平和賞を受賞されましたが、その方が作ったのがグラミン銀行であることは、皆様ご存知のことと思います。(私は、今回はじめて知りましたが、)NHKで、この方の特集(ユヌス氏が子供達にグラミン銀行のことや企業家精神について、指導するというものでした。)を放送していました。と,徒然なるママに書いていますが,皆さんもう少しお付き合いくださいね。

 日本語吹き替えが江守徹さんで、なんとも独特の感じで、普通のおじさん風の声でやっているのが印象的で、ノーベル賞を貰う前の取材なので、こういう感じなのですね。庶民と直結している感じです。

 グラミン銀行は、もっと詳しい内容がどこかに書いてあると思いますので、そちらを参照していただくこととして、テレビを見て驚いたことを2つほどかいてみようと思います。

 ひとつめ。

 グラミン銀行は、貧しい人たちのための銀行ということなので、金利は安いのだと思っていましたが、なんと、20%とのことです。「こんなに高いのー」と驚きましたが、バングラディッシュの現状を聞いて驚きジローです。

 それまで普通にお金を借りると、なんと、日に10%の金利とのことでした。日本で、違法金利で、といち(10日で1割)という言葉がありますが、それよりひどい信じられない金利です。

 ふたつめ。

 グラミン銀行から、お金を借りた人と銀行の職員さんが(もちろんユヌス氏も)敬礼をして挨拶すること。

 教育が広まっていないので、グラミン銀行が、一種の教育機関の要素ももっているようです。

 グラミン銀行のシステムは、貧しい国だけと思っていましたが、似たようなシステムを日本でも発見.毎日新聞にのってましたが、サラ金で困っている人たちに、ある自治体がお金を貸し出しているそうです。

 ここで面白いのが、お金を貸し出す際に、家計簿などでお金の使い方についてアドバイスすること。また、借金が多すぎる場合は、自己破産を勧めるとのことです。

 利率は、7%前後で、貸し倒れはほとんどないとのこと。

 

 国の法律で、サラ金は禁止して、各自治体が小額のお金を貸し出せばいいんですよね。そうすれば、こんなに借金に困る人はいなくなると思います。自治体も、儲かりそうですけど。(もちろん、上記のような審査をしてですが)

 でも、個人の自由を制限するということで、反対意見が多いでしょうね。難しいものです。

 ここまで読んでくれてありがとうございます.

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌