お祭り騒ぎで、HAPPY
文化村のザ・ミュージアムで「ピカソとモディリアーニの時代」と題した展覧会があったので行って来ました。もうすぐおわりの予定なんですよね。 私は、絵を見るのはすきなのですが、才能が無いのが玉に瑕です。と,徒然なるママに書いていますが,皆さんもう少しお付き合いくださいね。
小学校の図工は2でいまだに、絵は自信ないのです。そのせいで、画像診断も今ひとつ自信がないのですよね。(と、勉強不足の言い訳です。)
その名のとおり、ピカソとモディリアーニが主役のようですが、でも枚数はあまり多くなくて、チョット残念です。
最初のほうには、キュビズムの頃のピカソの絵がありました。確か、ブラックの絵の流れで並んでいて、同じキュビズムでも、やはりピカソは、物事を四角く描きながらも、まるいものはまるく書いてあるものだなぁとあたりまえのようなことに感心しました。やはりピカソは天才ですな。
でも、「なるほどなるほど、ピカソは面白い絵を書くなぁ」と思いながら、見ているといつのまにか違う作者になったのに気づかずにいることも時々あるので、絵の見方は、いいかげんなものです。
今回の展覧会での感想は、ピカソは色使いがやはりきれいで、ブラックはやっぱり黒い絵なのねということでした。
さすがは図工2の感想です。
ピカソのある絵の解説に、二人の女の人が(聖と俗のような対照的な)題材となっている絵があって、「ねずみみたいな顔だなぁ」と思っていたら、ピカソがそのうちの俗に当たる女の人ともめていて、精神的に荒れている時期の絵で、獣のような顔になっているとかいてありました。
あながち私の批評も外れていない?と変に感心です。
モディリアーニのほうで、感じたのは、ちゃんと目がかいてある(黒目と白目)絵があって、確かにこの絵は別に面白くも無くて、やはり、特徴的なウルトラマンのような目の絵のほうが、面白みがあるということです。
横に、彫刻(だったでしょうか)のためのデッサンというのがあって、彫刻だからあたりまえといえばあたりまえですが、きちんとした目の絵にはなっていなくて、どこか仏像の顔に似た印象の絵がありました。
モディリアーニの特徴的な目の書き方は、このような(彫刻の目のような)発想から来てるのかなぁとも思いましたが、ほんとのところは判りません。
図工2の批評では、役に立ちませんね。
20分ほどで、すぐに見終わってしまったのですが、久しぶりに文化的な出来事でした。
ここまで読んでくれてありがとうございます.
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌