2006-08-06 日産自動車工場見学 車 / バイク/ 船 その他(一般) お祭り騒ぎで、HAPPY 先日、日産の自動車工場見学に行きました.違う世界を見るのはとても興味深いものです. まずは、バスにのって、工場まで移動です。(それだけ、広大な敷地なんですね。私の行った神奈川県追浜(おっぱま!)工場は、敷地が、東京ディズニーランドの3個分と言ってた気がします。)と,徒然なるママに書いていますが,皆さんもう少しお付き合いくださいね。 まずは、自動車運搬用の船が泊まっているのをみます.外国行きの運搬船には、6000台ほどが積み込まれるとのこと.いろんな車が、所狭しと埠頭に並んでいます.海外行きだから、みんな左ハンドル。酸性雨による腐食防止で、テープが張られています.(普段の車にも、それ用のテープを張ってくれれば良いのに) それぞれの世界に、専門職の方がいらっしゃいます.船に、車を積み込む方たちは、6人一組で、1時間に約100台を車間10CM程で、積み込んでいくそうです.驚きジローです. 続いて、工場の中に入っていきます. 溶接は、ほとんどが溶接ロボット。バチバチすごい音とひかりです.一台終わるごとに、ロボットアームが、「やれやれ終わった」という感じで、所定の位置に戻っていくところが、形は腕だけですが、人間的な感じがします。(同じラインで、違う車種を一度に作っているので、少し作業の少ない時には、少し手持ち無沙汰にしている感じがなんともステキです) 続いて、車内の座席やシートベルトその他こまごまとしたものを流れ作業で取り付けていくところにきました。 あたりまえと言えばあたりまえですが、同じ人が同じ作業を続けます.この人は、後ろのワイパーとシール貼り。次ぎの人は、中のシートベルト.その次ぎの人は、座席の取り付け. ほとんどが、ねじもいらないので、まさに大きなプラモデルです。 1日くらいの仕事体験なら楽しそうですが、一生と言われると、なんとも言えない。 最後に、完成した車の点検です.ローラーの上で試走させて、異常がないかみています.この辺はきっと職人技で、ちょっとした振動や音の感じで、異常がわかるのでしょうね. 医療とは、全く違う世界ですが、.やはり、その道のプロは違います. 最後に、ジュースを貰って、おしまいです.子供達にはお楽しみの、フェアレディーZのミニカー4台組が贈呈されます.(子供は大体がそれ目当てなのですね) ちょっと不満なのは、やっていることが今ひとつ判りにくいこと。大人でも、何をやっているのか判りにくいのですから、子供には、もっとわかりにくいのじゃないでしょうか. せめて、前に、プラモデルで、作業工程を示してくれるとか、実際に、1箇所だけでも見学者が組み立てをする部分を入れてくれると判りがいいし、印象に残りそうですが、あまり手の内を見せすぎると感動がなくなるっていうものなのでしょうか. たしかに、医者の世界も、聴診器で音を聞いて、病気がわかると思っていただける人もいるのでしょうが、ホントは、ほとんどそれではわかりません.(聴診器は、なんだか魔法の機械のように思えるかもしれませんが、ただ音を大きくするだけのものなんですから。よく、指導医が聴診器は、耳と耳の間で聞け;つまり頭で考えろといいます。) 肺炎を聴診器だけで見分けるDrはほとんどいないと思います.でも、聴診器をおもむろに胸に当てて、「これは、肺炎ですね」 そのほうが夢がありますよね.(信頼も沸くってもんでさー) ここまで読んでくれてありがとうございます.羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌