あいこの ブログ

ほんとうのしあわせを求めてDrあいこの旅は続きます

救急隊の搬送について(コメントに答えて)

お祭り騒ぎで、HAPPY

また、コメントをいただいたので、それについて関連することを書いてみます.papaさんからの救急隊の搬送のコメントです。ありがとうございます.

 「あいこさんのおっしゃるように、この地域の救急はこの病院と決めておけば救急隊も患者も苦労が半減します。救急病院がたくさんあるなら、輪番制にして今日は○×病院、と決めておけばいいのですね。」

 と、ずいぶん肯定的に捕らえていただいたのですが、大変なところもあるのです.と,徒然なるママに書いていますが,皆さんもう少しお付き合いくださいね。

 今の病院はちょっとシステムが違うのですが、以前の病院は結構大変だったので、書いて見ます.

 その病院は、いろいろな理由で、とにかく断っちゃいけないといわれていた病院です.(救急隊の要請も一次救急も)

 別に、救命救急の設備もスタッフもそろっているわけではないのですが(ICUもないし、循環器内科もいないのです.全体のDrの数も、法定医師数を大きく下回った状態でした.)、とにかく、患者は受け入れないといけませんでした.(もちろん、当直医は一人であとは、看護師が二人いるだけ.必要に応じて、呼び出しをかけます。)

 一応名ばかりの輪番制は、ありましたが、救急隊は、それは全く無視して搬送をしていました.(だって、他の病院は遠いのですから.単純明快ですね.)

 同じ地域の救急隊なので、救急車が連続して、2台入って、CPAの最中であることを知っていても、何の遠慮もなく、次ぎの救急車の依頼をしてきます.

 患者さんや救急隊にとっては、大変いい病院でした。

 さすがにそろそろ無理が出始めて、体制が少し変化するようですけど。(ほとんど愚痴が入ってますね.すみません.)

もっと大変な当直をやっていらっしゃる病院もたくさんあると思います.お疲れ様です.

 papaさんのコメントにあるように、 

「別の問題ですが、24時間救急をやる病院は、医師を十分確保して交替で休める体制が必要ですし、医師を確保するためのそれなりの手当ても必要だと思います。」

 そのとおりで、救急を受け入れる体制を取っている病院には、今の救急指定以上にその実績に応じて、公的な補助を入れて、救急の体制を確保する必要があると思いますが、今のご時世では、難しいでしょうね.

 と、なんだか、リッパなことを書いてしまいましたが、ちょいヤブの私の意見です。お許しくださいませませ.

ここまで読んでくれてありがとうございます.

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌